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中日クラウンズ 2023

金田直之「倉本さんの解説で優勝争いできるのは光栄」2日目のカムバックで1差2位(中継スケジュール)

3日目の和合を通算4アンダー、6位タイから出る蟬川泰果(せみかわ・たいが)は、アマプロ通じてすでに通算3勝を誇るが、今大会はアマプロ通じて初出場だ。



「僕らの世代は石川遼さんや、タイガー・ウッズに憧れてみんなで切磋琢磨しながらここまで来られた。その一人として、自分もしっかり成長をしていきたい。このフィールドにいるすべての人に負けたくない、という気持ちで挑みたい」と、意気込む。


蟬川ら“タイガ世代”が、初優勝を求めて週末の和合にひしめく。


蟬川と共に6位につけた長野泰雅(ながの・たいが)は、今大会が10代最後の試合。



昨秋に、米ツアーからいったん戻った小平智に「日曜の9ホールだけ行けばいい。それまでは普段どおりに」と、いわれた言葉を大事に、石川と黄重坤(ハンジュンゴン)、松山に続く史上4人目の10代優勝へ、ラストチャンスに賭ける。


今大会初出場の金田直之(かねだ・なおゆき)も粘りを見せた。



2日目は、前半インコースの2ボギーで崩れかけたが、後半はボギーなしの3バーディで挽回。
初日の6アンダーにスコアを戻して、1差の2位で決勝へ。


首位発進した初日の夜。
プロゴルファーの祖父、伊能一郎さんから「頑張れよ」と、電話をもらった。

日大ゴルフ部出身の父・二郎さんは、かつて大学先輩の倉本昌弘のマネージャーをつとめた経験がある。
金田も幼い頃に、出会った記憶はあるが「そのときは、そんな凄い方とも分からず話しをしてしまいました」と、ツアー通算30勝の永久シード選手に恐縮する。

「倉本さんが解説されるところで優勝争いできるのは光栄なことです」。週末の初V争いはとりわけ感慨深い。


<中継スケジュール>

08:30~12:30 (ゴルフネットワーク・とことん1番ホール)
12:00~13:00 (CBCテレビ)
12:30~14:00 (Locipo・インターネット無料放送)
14:00~15:54 (TBS系列全国28局ネット)
15:54~18:00 (Locipo・インターネット無料放送、ホールアウトまで)