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ファイナルQTトム・ワトソンゴルフコース 2022

片山晋呉のアドバイスがきっかけで調子が上向きに!地元宮崎で小浦和也が覚醒する

3アンダー69をマークし通算6アンダーで首位と2打差の好位置につけた地元宮崎出身の小浦和也。

専修大学を経て2015年にツアーデビュー。2013年、14年と日本オープンでローアマを獲得するなどプロ転向後の活躍が期待されたが思うような結果は残せないでいる。

 

試行錯誤する中で転機が訪れたのが今年の8月。宮崎で練習をしていたときに、たまたま同じ施設で練習していた片山晋呉から声をかけられて、アドバイスを請うた。

それまでの持ち球だったフェードをドローに変えたことで、縦の距離感が合い始めた。

「どちらかというとぶつけるような打ち方でフェードを打っていたんですけど、アドバイスをもらい、そのやり方を練習するようになってからは自然にドロー系の球が出るようになりました。ボールをつかまえるということの意味をあまり理解していなかったというか、ぶつけるフェードがいいと思ってやっていたので」。

まだまだ満足できる結果を残せてはいないが、自分のゴルフの変化への手応えは確かに感じている。それを証明する意味でも明日の最終日は結果にこだわりたいところだ。