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ファイナルQTトム・ワトソンゴルフコース 2022

プロデビュー戦の宇喜多飛翔が首位と1打差で最終日へ

「今日も同組のプレーヤーにめぐまれて楽しくラウンドできました」。

まるでコンペかなにかに出ているような感想を述べるのは今週の月曜日にプロ転向届を提出したばかりの宇喜多飛翔。大阪学院大学の3年生で、今年の日本学生ゴルフ選手権を制したことで得たサードQT受験資格を使いファイナルQTへと進んできた。ファイナルに進んだ段階で、アマとしてやるよりもプロ転向することへのメリットを感じ決断した。

大阪学院大学といえば、レギュラーツアーで活躍する平田憲聖がいるが、平田も昨年、日本学生を制してサードQT、ファイナルQTへと進出。


最終的にはファイナルQT2位の成績で今シーズンはレギュラーツアーへ参戦した。平田と全く同じ道を歩む宇喜多だが、ファイナルQTに限って言えば先輩を超えるには優勝するしかない。

「明日は爆発して(平田先輩より)順位で上回りたいと思います」。

淡々と自分のプレーをする姿が印象的な21歳。緊張という言葉とはかけ離れたところでファイナルQTを戦う宇喜多が最終日にどのようなプレーを見せてくれるのか注目したい。