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ファイナルQTトム・ワトソンゴルフコース 2022

竹谷佳孝と坂本隆一の2人が3日目を終えて通算8アンダーのトップタイに!

宮崎県のトム・ワトソンゴルフコースを舞台にファイナルQTの3日目が行われた。

南国・宮崎とはいえ、さすがに朝夕の冷え込みは厳しく、日中との寒暖差の違いへの対応に四苦八苦する選手も多い中、通算8アンダーで首位タイに立ったのは竹谷佳孝と坂本隆一の2人。

 

首位と5打差の4アンダー8位タイからスタートした竹谷は、スタートホールでいきなりイーグルを奪っていい流れに乗る。この日は1イーグル、4バーディ、2ボギーの4アンダー68という内容だった。

「基本耐えています。獲れるところで獲ってという感じでもないんですけど、ラッキーもあればアンラッキーもあるというゴルフで、あとはパットが入るかどうかという感じですかね」。

 

3日間を通して林に入れたのは4〜5回ほど。入れてしまったホールに関しては、ダブルボギーには絶対にしないようにボギーでおさめることに注力しスコアを積み重ねてきた。

今シーズンは春先から体の痛みがあり、スイング面で体ができるだけ痛くならないような改造を行なってきた。ただ、体の痛みは軽減できても、スイングを変えるということはプロにとってはある種の賭けで、なかなかスコアを作れるまでにはならなかった。そういう自身の状況も受け入れて、10月くらいにはファイナルQTへ行く覚悟はしていたと言う。

終盤戦の4戦でなんとか追い上げたものの、結果的には賞金シードに200万円ほど足らずでシーズンを終えることになる。

「(終盤戦のように)自分に自信を持ってやれていればよかったんでしょうけど、なかなかうまくできなかったので、心情的な想いが影響するのかなと思いました。ゴルフはメンタルスポーツだと言ってしまえばそれまでですが、心の想いとかが入る難さがあるなと改めて感じたシーズンでした」。

終盤戦はとにかく目の前の1打に集中することを徹底してきた。そうやって結果が出た手応えもある。明日の最終日もとにかく目の前の1打と向き合うだけだ。