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ファイナルQTトム・ワトソンゴルフコース 2022

首位タイは4アンダーで5人が並ぶ混戦に!注目の藤田は16位タイ

宮崎県のトム・ワトソンゴルフコースを舞台にファイナルQTの初日のプレーが行われたが、予想外にスコアは伸びなかった。

松林にセパレートされ、ティショットはかなり神経を使わされる。ホールアウトした選手からは「狭すぎますよ」「半分林に入れました」などの声が聞かれ、うなだれる姿も多く見られたが、その反面でグリーンが柔らかく、スコアが伸びる要素もあるだけに、多くの選手がトップは7アンダーくらいではと予想していた。それが蓋を開けてみれば4アンダー。首位タイに海老根文博、宇喜多飛翔、武藤俊憲、石過功一郎、坂本隆一の5人が並ぶ展開。注目の藤田寛之は1アンダー71でラウンドし、16位タイで初日を終えている。

 

「お客さんがいなかったり、スタートコールがなかったり。そういうところでQTっぽさを感じましたが、自分自身はいつも通りにゴルフをやっている感じでした。ゴルフは相変わらずうまくはいかないですね。試行錯誤しながらやっているんで、まあ今日はパーセーブもできたしよく粘れたかなと。今の自分のゴルフだと1アンダーで回るのがやっと。アンダーで回っていればよしという感じですね」。

この日の藤田はトップスタートで、おそらくスコアはもっと伸びるだろうと予測していたはず。後続からいいスコアであがってくる選手がどんどん出てくることは想定していただろうが、意外にも首位と3打差の好スタートとなった。

「まあ明日もこんな感じで、上を目指すとかでもなく淡々とやるだけです」。