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ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2022

洋芝王・村上拓海が逆転優勝を狙い最終日に挑む!

首位と3打差の5アンダーの3位タイからスタートした村上拓海が5アンダー67でラウンド。通算10アンダーとして首位とは1打差の2位につけた。

この日の村上は5バーディ、ノーボギーという完璧と言える内容。実は村上はこのコースに対して、かなりいいイメージを持っている。

 

「今日は体力的には疲れたんですけど、ゴルフの内容的には安定していたので良かったのかなと思います。今週は特にアイアンショットの調子が良いですね。洋芝が得意で縦距離も横幅もかなりいい感じで打てています。それに去年のダンロップ・スリクソン福島オープンの時にプロになって初めて予選を通過したのがこのコースなのでいい印象があるんです」。

 

スイング的に上から打ち込むタイプの村上にとって、インパクトで突っかかる感じがない洋芝は振り抜きが良くなり、気持ち良くスイングができるとのこと。気持ちよく振り抜けることで、スイングのリズムが良くなり、他のショットにも好影響を及ぼしているのが今週の好調の要因だ。

ちょうど1年前の同じ頃、村上は『2021年度PGA資格認定プロテスト・最終テスト』でトップ合格を果たしている。そのときの開催コースが登別カントリー倶楽部で洋芝だった。また、今年のレギュラーツアーで予選を通過し、26位タイに入った『長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント』の舞台、ザ・ノースカントリークラブもまた洋芝と、洋芝にはめっぽう強い村上。

明日の最終日は、当たり前のようにプレッシャーがかかるだろうが、それを楽しむくらいの気持ちがあれば、悲願のプロ初優勝を呼び込むことができるはずだ。