６アンダー首位タイからスタートした岩井亮磨。上位陣が伸び悩む中で、岩井はスタートホールでバーディを奪うなど、悪天候の中でも淡々と自分のゴルフに徹していた。８番ホールで池に入れたものの、そこをボギーで凌ぎ、13番ホールを終えた時点で通算10アンダーとして独走体勢に入っていた。

しかし迎えた14番ホールでフェアウェイからセカンドショットをミス。バンカーのアゴに刺さる感じになってしまい、このホールでダブルボギーを叩いてしまう。

「あそこまでは問題なくプレーできていたんですけどね。少しプレーの進行が遅かったので、そこで急いだと言うのも…。言い訳ですけれど、それを言い訳にしたい気持ちです」。

一人通過のQTを通るつもりで優勝を狙いたいと話していた岩井。もう少しで手が届くところまできていたが、あともう一踏ん張りができなかった。この敗戦の悔しさを次戦に生かしてもらいたい。