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田中章太郎が海老原清治直伝のフェード打ちで優勝戦線に浮上

今大会のホストプロでもある田中章太郎が、首位と3打差の4位タイへ順位を上げてきた。

2020年にプロ転向して、今季は実質の2年目のシーズンとなる田中だが、今季は出場機会が限られ、ここまで4戦に出場して予選通過は1試合のみ。ただ、その1試合が先週の『PGM Challenge』で、ホスト大会のタイミングに合わせるかのように調子は上がっていた。

 

「今日はショットでグリーンを外すことが多かったんですが、アプローチで凌ぐことができました」。

今週は低い気温に、雨風というコンディションで好調だったショットの効果を発揮できずにいるが、ゴルフの調子が上がり始めた要因は、現在取り組んでいる持ち球の変更にある。

「ドローボールからのフェードボールへ変えているんですが、特にアイアンでラインが出るようになりました」。

ショットの精度を上げるためにフェードへの変更を決めたものの、実際にどうやって打てばいいのかがわからなかった。そんな時に、我孫子ゴルフ倶楽部で海老原清治と一緒にラウンドする機会があり、そこでフェードの名手に極意を聞いた。

それが見事に田中にハマったようで、日に日に精度を上げている。


茨城県出身の田中は現在、日本ウェルネススポーツ大学に在籍中。ショットは右打ちだが、パッティングは左打ちという異色のプロゴルファーだ。また、ジャンボ尾崎を師事し、普段はジャンボ邸の施設で練習を重ねている。

海老原清治にジャンボ尾崎と、超が付くビッグネームから指導を受ける田中が明日の最終日にどのようなゴルフを見せてくれるのか、注目したい。