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ISPS HANDA ヒーローになれ!チャレンジトーナメント 2022

46歳・小林正則が上がり連続バーディで単独首位!

朝から風が吹き、初日よりも寒さも増した大会2日目。午後には雨が強まる時間があるなど、かなりハードなコンディションとなったセカンドラウンドだったが、ベテランが地力を見せた。

首位と1ストローク差の3アンダー4位タイからスタートした小林正則が1イーグル、5バーディ、2ボギーの5アンダー67マーク。通算8アンダーで2位以下に2打差をつけて単独首位に立った。

「今日はインスタートで最初からいい流れでいけたんですが、このコースはアウトが難しいので、アウトの何ホールかはしびれる感じでしたね」。

 

今シーズンはレギュラーツアーとABEMAツアーの両方に出場し、かなりの試合数をこなしている。「疲れましたよ」と冗談まじりに話しながらも、試合で出場できる喜びを噛み締めながら毎試合挑んでいる。

若手の台頭が著しい男子ツアーだが、特に飛距離の面ではかなり差をつけられることもあるが、そこに何かを感じるわけではない。

「すげぇなって思いますけど、別に目に入ってくることはないですよ。彼らは伸びしろしかないわけで、こうしたらもっと上にいくだろうなと見ていて楽しいし、今日一緒に回ったアマチュアの小寺(大佑)選手もあんな華奢だけど、素晴らしいものを持っているし、どんどん若い選手が出てきて、俺なんかが頑張る時じゃないんだろうけど、それでももうちょっとシニアまではあがきたいですしね。明日は自分のゴルフができるかどうか。それだけですよ。それで負けたらしょうがないし、そうやってやってきたから。自分が決めたことを1打、1打集中してやるだけ。結果はのぞみません」。

 

小林ほどの経験があっても、ゴルフの調子が悪くなったときには、すぐに変わるはずがないのに何かを変えようとしてしまうことがあると言う。長くゴルフをやっていればいい時も悪い時も当然ある。そんな時にもいかに我慢して自分のゴルフをやれるかどうか。明日の最終日は、自分が持っているもので勝負する。