Tournament article

ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2022

共に初優勝を狙う大内智文と砂川公佑の2人が首位タイに並ぶ

福岡県の福岡雷山ゴルフ倶楽部を舞台に第9回『ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山』の大会2日目が行われた。

今季のABEMAツアーは開幕戦の『Novil Cup』以来の参戦となる大内智文。『Novil Cup』ではショットが荒れてあえなく予選落ちに終わったが、今週は優勝を狙える絶好の位置で最終日をむかえる。

「やっとABEMAツアーで開幕することができました。(笑)ゴルフパートナーのあたりからショットが良くなり始めてはいたんですが、ゴルフが噛み合わなくて。ツアー選手権のときも噛み合ったわけではなかったんですが、スコアを落とさなかったので予選は通過できたという感じでした。それがやっと今週は噛み合ってくれた感じです」。

ゴルフの調子自体は悪くないのに、予選カットラインギリギリで落ちることが多く、予選通過に対してシビアになりすぎていた部分があったという。

「予選落ちが続き過ぎたことで、そんなことばかりを気にしているのが馬鹿らしくなって。それから予選通過を気にせず楽しもうと思うようになって段々とゴルフの調子が良くなってきた感じです。この位置で最終日を戦えるのは久々なので楽しみたいと思います」。

もう一人のトップタイは砂川公佑。この日は5バーディ、ノーボギーという完璧な内容で首位タイに並んだ。

「前半は4つ潜れたので後半ももう少し行きたかったんですが、ボギーが出なかった点はよかったかなと思います」。

今大会は昨年に続き2回目の参戦となる砂川。昨年の伸ばし合いの展開を目の当たりにしているだけに、今年は初日からとばしていかなければという考えがあった。

「今年は予選は通るものの優勝争いはできていないんですが、今週はショートアイアンがいいのとパッティングが入っているのが上位でプレーできている理由かと思います」。

初優勝を狙う2人が首位タイからどのようなゴルフをみせるのか注目したい。

なお、首位と1打差の3位には日高将史。さらに1打差の9アンダーの4位タイには中里光之介、小西健太、竹安俊也ら7人がつける混戦模様となっている。アマチュアの蝉川泰果さん(東北福祉大)も4位タイグループにつけている。