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LANDIC CHALLENGE 9  2022

いよいよ『LANDIC CHALLENGE 9』が明日開幕!

2022ABEMAツアー第4戦目となる『LANDIC CHALLENGE 9』が福岡県糸島市にある芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に明日開幕する。

芥屋ゴルフ倶楽部と言えば高麗グリーンだが、練習ラウンドを終えた選手たちは「やっぱり芥屋のグリーンは難しい」と口を揃える。そこに海風が加わるとさらに難度は上がり、芥屋ゴルフ倶楽部はまさに難攻不落の城と化す。そんな難コースに好調なパッティングを盾に挑もうとしているのが、今最も注目を集める新星・細野勇策だ。

ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」で2日目に62をマークし、一躍注目を集めると、『アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップダイヤモンドカップゴルフ』では26位タイに終わったものの、随所でポテンシャルの高さを見せつけた。今季のQTランクは212位で出場できる試合は限られているが、そんな厳しい状況下でも、結果を残せている要因がパッティングだと言い切る。

「この数試合はキーになるパッティングは入ってくれているので。過去にパッティングで手が動かなくなったことがあって、そのときは絶望していたんですが、そこから工夫して練習を重ねてきた結果、今は得意と言えるくらいになっているので、それを今週も継続できればと思っています。来週の試合の出場資格が無いので、まずは15位以内を目標です。それで上位にいければ優勝も目指したいと思います」。

パッティングの不調を克服するためにメンタルクリニックに行くなどし、技術面だけでなく様々な角度からアプローチした結果、今やパターは最も自信を持つクラブになったと言う。

細野は山口県出身の19歳。同学年には久常涼や今季のABEMAツアー第2戦目『i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘』を制した田中裕基らがいる。

久常とは同じ中国地方出身ということもあり一緒に練習ラウンドを行ったりする仲で、一昨年の特別QTでファースト落ちをした際にも練習ラウンドを行っていた。そのときは2人揃って通過することはできなかったが、昨年の久常の快進撃は嬉しくもあり、悔しさもあったと言う。久常に1日でも早く追いつくために、まずは目の前の試合で結果をしっかり残していくことが今の細野に課せられた課題だ。得意のパッティングで芥屋ゴルフ倶楽部に挑む。


なお、本大会は有観客での開催となります。(競技日のみ観戦が可能)

つきましては会場来場時に、抗原検査を受検していただき、陰性が確認できたら観戦ができます。抗原検査代は1000円(税込)となりますので、受検前にお支払い下さい。