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今平周吾は2週連続Vから1日36ホールの戦いへ「まだまだ続く。1試合1試合」

昨日の余韻も冷めない翌朝のこの日23日、6時40分から今平周吾も「全米オープン」の出場権をかけて、千葉県のカレドニアン・ゴルフクラブですでに1日36ホールの戦いを始めた。

 

全英オープンの出場権がかかった先々週の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」で通算6勝目を飾ると、先週は同週開催の「全米プロ」をダイジェスト放送で楽しみながら、2016年の谷原秀人が達成して以来となる2週連続優勝の偉業を成功させた。

 

「2週連続優勝はしたことがない。やってみたい」とやる気を燃やして最終日は2打差の2位タイからスタート。

 

後半14番ではまだ大槻と3打差あり「今日は流れがよくない。厳しいのかな・・・」と、諦めかけたそのとき、15番でボギーを叩いた大槻に対してバーディで1差に。

 2メートルを沈めた17番で首位を捉えて、プレーオフに持ち込んだ。

 

大槻は昨年大会2位の雪辱がかかり、近藤は本戦で「59」を出したばかり。勢いがあった。

「長い戦いになる」と、覚悟したが1ホール目で大槻が脱落。

 

2ホール目は近藤に、先に2打目をピンそばにつけられた。

正確な距離は今平の立ち位置からははっきりとは見えなかったが「歓声で、2メートルくらいにはついただろう、と。自分も近くにつけなければいけない」と、170ヤードの左ラフからフライヤーも計算に入れ、9アイアンでピン左5メートルに着弾。

「これは入れないと、近藤さんに入れられる」。

バーディトライを先に沈めて決着した。



 

仲間から受けた勝利の儀式は、実は通算7勝目にして初体験だった。

水を浴びる前に「何か、ポーズをしたほうがいいですか?」と、しゃれっ気を見せたが、けっこうな水量に、顔を上げることもできずに「冷たくて、ちょっと嫌でしたけど、嬉しかったです」と、喜んだ。

 

2019年の2年連続賞金王時は当たり前のようにあったメジャーの出場権と、世界ランキングの上昇を求めて始めた今季、着々と目標を達成していく。

 「まわりは年下の選手でいっぱい」と、今季6戦のうち最年長勝者となる29歳は、賞金1位を走る23歳の桂川有人に約742万円差で肉薄し、「これからもまだまだ試合は続く。目の前の1試合、1試合を」。

 

翌早朝から臨む1日36ホールの「全米オープン」予選も、2週連続Vの余韻もまだ冷めない夕刻には決着がついているはずだ。


※今平は、23日早朝6時40分から「全米オープン」の日本最終予選に挑戦しましたが、1ラウンド目の前半9ホールで棄権しました(8時40分)