Tournament article

For The Players By The Players 2022

地元高校生が雨中で奮闘中「とても勉強になります」

地元群馬県の後援を受けて、開催が実現したJGTO主催、選手会共催の新規大会で、地元ジュニアが奮闘している。


初日から、冷たい秋雨模様が続くコースを、選手のプレーをチェックをするマーカーさんとして歩いてくれるのは、前橋市の共愛学園ゴルフ部のみなさん。


雨の中、ほんとうにありがとう!


初日に続いて、2日目は地元の矢野東組を担当する女子部キャプテンの中澤凜音(りおん)さん(高3)。

「プロの皆さん本当に優しくて。何年生って話しかけてくださったり。終わったらサインボールをいただいたり」と、嬉しそう。


また、開催コースの美しさとセッティングの素晴らしさにも感動。

中澤さんは今春、改修を終える前の「THE RAYSUM/ザ・レーサム」を回ったことがあるそうだ。

「すごくきれいに変わっていて。グリーンも、こんなに雨が降っているのに速さもあって、昨日もプロの方が打ったアプローチが止まるのかな、と思ったら全然、止まらない。凄く仕上がっています」と、すっかりゴルファー視線。


同部で会計を担当する角田夢香さん(高3)は、初日に宮里優作らの組につき、「ミスしたときでも、そういう攻め方があるんだとか。こういう攻め方をしたほうが、チャンスにつけられる」などと、プロのプレーを観察しながら、自身もエア・コースマネジメント。


卒業後は、研修生としてプロを目指すという。
「ギャラリーで見るのとはまた違う視点で見られてとても勉強になります」と、貴重な“ロープ内観戦”を、将来の糧にしていた。


今週は、共愛学園のみなさんのほか、利根郡みなかみ町の利根商業高校ゴルフ部のみなさんにも運営をお手伝いいただいています。
週末には、地元中学校のみなさんも参加してくださる予定です。
きのう、きょうは雨の中で大変ですが、この経験が、みなさんの将来に必ず役立つことを、スタッフ一同心より願っています。