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ANAオープンゴルフトーナメント 2022

池田勇太が予選2日の大会最多アンダー記録を更新

鍼灸跡をカバーする絆創膏はむしろ増えるいっぽうだ。
「今日は右首にも。服の下ならもっとあるよ」と、苦笑した。

左首痛を契機とした左半身の故障からの復帰初戦で池田勇太が、初日に続く「64」。
また、ボギーも2日連続ゼロだった。


5番のイーグルを含む、4つのパー5で確実にスコアを稼ぎ、そろそろ1日の限界が見え始めた上がりの3ホールも気力を絞った。

最後9番パー5は、ユーティリティの2打目で残り253ヤードから躊躇なくピンデッド。
惜しくも2オンはならなかったが、手前のラフから寄せて楽々と6つめのバーディ締め。

大好きな輪厚で、予選2日間の大会最多アンダーを3つも更新する16アンダーを記録した。


「自分の状態が、万全ではない中でもコースの状態はここ数年でいちばん。良い環境でプレーさせてもらっている立場。ありがたい」と、感謝する。

「お客さんがいるといないとでは、輪厚の雰囲気も全然違う」と、大好きなコースで3年ぶりの有観客にも励まされる。

「毎日のケアで、思っていたより打てているというのはある。無理せずに、うまく加減しながらやっていくことが大事」と慎重に、慎重を重ねるに越したことはない。


「その日の状況をトレーナーと話しながら、言われた通りのことをやっているだけ」。
日々の献身で、いまできる最善の結果を出し続ける。


ついに未勝利に終わった昨季、シーズン連続優勝記録も11でストップ。悔しい思いをした。


3年ぶりの復活Vチャンスをこだわりの輪厚で迎えられることも感慨深い。
敬愛するジャンボ尾崎の7勝と、中嶋常幸の4勝に次いで故・杉原輝雄氏に並ぶ歴代4番目の大会3勝へ。

「これで調子に乗ると、明日あさってに響きますので。きょうもまた、すぐ帰って治療です」。
残り2日もひたすら自己との戦いだ。