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大山どりカップ 2021

山田大晟は1打差の2位、勝俣陵は4位に終わる

単独首位でスタートした山田大晟だったが、この日はスタートホールでいきなり3パットのボギーを叩いてしまいリズムに乗ることができなかった。それでも不調だったショットを微調整してのぞんだ今週の試合で少なからず手応えを得ることはできた。
「最初のボギーが痛かったですけど、今日は今週一番ショットが悪かったですね。優勝した成冨さんのプレーを見ていたら、チャンスに多くつけていたんで、自分の2日間はそういうプレーができていたのにと感じました。最終日こそああいうプレーが必要だなと」。
今週でスイングの調整ポイントに確信を持つことはできなかったが、次戦に向けて大きな収穫を得た最終日になったに違いない。
また、首位と2打差の9アンダー2位タイからスタートした勝俣陵は最終ホールで痛恨のOBを打ってしまい惜敗した。
「今日は最後のホール以外は完璧だったと思います。悔しいですけど、この経験を糧に次はリベンジしたいと思います」。
勝俣は17番ホールを終えた時点では成冨と14アンダーで首位タイに並んでいた。ティショットがカート道路に跳ねるというアンラッキーもあったが、最後の最後で力尽きる形となってしまった。それでも山田と同じく大きな経験ができたことは間違いない。この敗戦をステップに次こそは優勝を手にしてもらいたい。

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