秋田県の南秋田カントリークラブを舞台に開催される『南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント』。開幕を明日に控え、この日は練習ラウンドが行われた。台風の進路が心配されるところだが、様々なシチュエーションを想定して各選手が対策を整えていた。

そんな中、注目は３週前の『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE』で初優勝を飾った杉山知靖。２試合連続優勝がかかる杉山だが2019年大会では６位に入っており、今回も期待が高まる。
「コースとの相性はいいと思います。優勝してから自分自身は気持ち的な部分を含めて特に変わったところはないですが、仲間からの祝福など周囲のほうが変わったかもしれませんね」。

今週のコースの攻略ポイントについて聞くと、グリーンのスピードが鍵を握るとのこと。
「このコースはグリーンが非常に硬いのが特徴で、それは例年通りなんですが、今年は少し重い感じがあって。そうなるとグリーンを外した時のアプローチの距離感が難しくなるかなと思っています。ただ、グリーンが硬い点はいつも通りなので、しっかりフェアウェイから打つことも大切なので、ティショットも重要ですね」。

杉山自身は特に変化はないと話しているが、優勝という事実はメンタル的にプラスに働くことは間違いない。それはこれまで２位を何度となく経験してきた杉山にこそ当てはまることかもしれない。

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• 杉山 知靖