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PGM Challenge 2021

優勝者セッティング 〜中里のこだわりはSシャフト〜

14本のクラブで最もこだわっているのはシャフトだと言う中里光之介。
「ドライバーからサンドウェッジまで全部Sシャフトなんです。使っている理由は楽だから。みんな使ったことないから先入観でSだと頼りないとか吹け上がるとか、プロなのにS?とか思うんです。全然そんなことはないですよ」。
中里ほどのヘッドスピードならXシャフトでも全く問題ないが、2年ほど前にコーチの安楽拓也プロから勧められたとのこと。
「ちょっと腰が悪くなったのをきっかけに安楽さんに言われて換えました。そうしたら換えた次の試合でいい成績がいきなり出たんです」。
もともとシャフトがしなるタイプが好きとのことで、クラブが動く感覚が感じられる点でSシャフトがマッチしているのだろう。ただ、Sシャフトにしてからショットの安定感が増したことは間違いなく、この2年はドライバーショットにかなり自信を持っているとのこと。この日も429ヤードパー4の9番ホールでティショットで直ドラを披露。自信を持っているからこそできる選択肢だ。

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