首位と３打差の３アンダーの９位タイからスタートした浅井勇志が４アンダー66でラウンド。５バーディ、１ボギーの完璧に近いゴルフで通算７アンダーとし首位と２打差の好位置につけた。

今回は推薦で出場資格を得た浅井は、姉が女子ツアーで昨年初優勝を飾っている浅井咲希。今年から姉と同じ富山県の小杉カントリークラブの所属となり、コースでの練習量が増えたことが技術面でかなりレベルアップにつながっていると実感している。
「今は富山県に住んでいます。姉が試合の無いときなんかは富山で一緒に合宿したりしてラインドしています。今週のコースは本当にグリーンが難しいです。今日はいい感じでパッティングが入ってくれましたが、コースでの練習量が増えたので、パッティングを含めて実戦的な部分のスキルは上がっている部分が発揮できたのかなと思います」。

好位置で最終日を迎えるが、優勝を意識するような立場ではないと控えめな浅井。チャレンジャーこその強みを生かして、思い切ってプレーしてもらいたい。その結果、良い報告を姉にできれば最高だ。