ローアマ争いは、通算10アンダーの9位タイで並んだ杉浦悠太さん（日大）と、河本力さん（日体大）によるプレーオフとなり、1番ホールでのサドンデスで、河本さんが3メートルのバーディパットを沈めて、即決着した。

石川遼が2013年からプロデュースする今大会では今年、”石川推し”のアマチュア11人が出場。
うち7人が、楽々とプロの決勝ラウンドに進み、期待通りの戦いを見せた。

河本さんは、その最高位につけても「ティショットが良かっただけに、自分ではもっと伸ばせると思ってプレーしていた。ローアマが獲れたのは嬉しいですが、取りこぼしも多く悔しいラウンド」と、満足しない。

2つ上の姉の女子プロ、河本結さんに劣らぬ負けん気の強さで、自身4度目というプレーオフではこれで4戦全勝だ。

次週は、15日から始まる「日本オープン」で、再びしのぎを削る。
「来週も飛距離を活かした自分らしいプレーで、ローアマを目指したい」と、頼もしかった。

そのほかのアマチュアは昨年大会で、Abema史上3人目のアマVを飾った杉原大河さん（東北福祉大）が、通算8アンダーの18位タイにつけた。
通算2アンダーの59位タイにつけた桂川有人さん（日大）は、今週計測のドライビングディスタンスで3日間平均302.33ヤードを記録。プロを抑えて飛距離1位を獲った。
”石川プロデューサー”の狙いどおりに、「AbemaTVチャレンジャーズ」が大いに躍動した3日間となった。

• 石川 遼