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フジサンケイクラシック 2020

選手会長は3位敗戦も「感謝の気持ちで一杯」

©JGTOimages
再開初戦の選手会長Vはならなかった。
時松隆光は通算8アンダーで、1打差の3位に敗れた。

プレーオフにも残れなかった。
「思い起こせば、あの1打というのはたくさんあります」。
1打差の2位から出た最終日の目標は10アンダー。
「実現できたら優勝できた。悔しさもあります」。

それでも選手会長には、自分の結果以上に「感謝の気持ちでいっぱい」。
コロナ禍で、8か月ぶりに開催が実現した男子ゴルフ。
「久しぶりに会場で、選手のみなさんの、楽しそうな笑顔が見られた」。
大会初日には、スタート前に開幕セレモニーの代表挨拶を仰せつかって「本当に光栄でした」。
試合展開も、白熱したものになった。
「選手のみなさんが、良い試合をやってくださった。僕も優勝争いに入れて個人的にも嬉しかった」と、大混戦の最終日を自身もプレーで盛り上げることができた。

無観客での開催は残念だったが、感染防止も徹底していただき、なんとか一人の体調不良も出さず、無事今年最初の国内戦を終了することができた。
「ありがとうございました」。

この先も、年内に開催できる試合は少ない。
この先も、苦難は続くが一丸で乗り切りたい。
「ファンの方に『男子ゴルフ凄いね』と、言っていただけるように。どうすればそこに近づけるかと、選手みんなで一生懸命考えています。今後とも、男子ツアーを応援していただければ」。重ねて頭を下げた。後とも、男子ツアーを応援していただければ」。重ねて頭を下げた。

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