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石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 2019

伊藤誠道 1打及ばず悔し涙

首位とは2打差の10アンダー2位タイから逆転優勝を狙った伊藤誠道だったが、最終ホールでバーディを決めきれずに1打及ばずプレーオフに残ることはできなかった。

「最後のパットを決めないと意味がないですよね。今週は1日5アンダーの15アンダーを目標にプレーをしていたので、今日の途中も予想通りだなと思いながらプレーしていました。だからこそ最後のパットは決めなくちゃいけなかった。悔しいですね」

ホールアウト後に話す伊藤の言葉が詰まった。いつもは淡々とプレーをする伊藤だが、今週の試合は自身が照準を合わせていただけに勝てなかったことに悔しさが込み上げた。
前日には「来週が妻の誕生日なので何か買えるくらい稼げるように頑張ります」と話していたが、それは照れ隠しで本音は優勝の二文字を届けたかったに違いない。
ただ、久々にゴルフを楽しそうにする伊藤の姿が見られた。それはショットの充実であり、心の充実でもある。確かな手応えを掴み始めた伊藤の最終戦のプレーに期待したい。

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