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SMBCシンガポールオープン 2019

ガルシアが会見。昨年覇者は「錆びているかも?!」

日亜の精鋭にまぎれて世界ランカーたちも、続々と貫録の現地入り。
15日の火曜日は、さっそく灼熱のセントーサで今年のコースの状態を見回ったあとで、3選手が記者会見に応じた。

昨年覇者のガルシア、世界ランキング24位のケーシー、そして、2人のベテランに挟まれハニカミを浮かべるのは、24歳のマシュー・フィッツパトリックだ(=写真最上段左端)。
若いが、欧州ツアーはすでに5勝。世界ランキングは40位につける。日本ツアーは初出場の“新顔”も加わりにぎやかに、記念撮影に応じた。

アジア共催の欧州ツアーでの優勝経験もあるが、シンガポールは初めてというケーシー(=同右端)。
先週までの米ツアー2戦でしっかりと実践を積んできた。優勝杯を、しげしげと眺め渡して「ここから徐々に調子を上げていく。楽しみだね」。にやりとした。

一方、連覇を狙うガルシア(=同中央)は、これが自身の今季初戦だ。
つかの間のオフを過ごしてきたといい、「少し、錆びているかもしれない」と笑ったが、それもシンガポールの高温に触れればひとたまりもなく、ほどけていく。
「このコースは好きだし、ここからシーズンを始めるのはとてもエキサイティング」と、到着するなり昨年覇者の血がさわぐ。

休みボケにかかっている場合でもない。
今年から、ゴルフ規則が大きく変わる。
英国ゴルフ協会のR&Aと、全米ゴルフ協会USGAが発表した大幅改定は、罰打が緩和される内容も多いが、ドロップの方法が変わるなど、注意を要する項目も多々あり「慣れていかないといけないね」とガルシアも警戒する。

ほとんどの日本ツアーの選手たちにとっても“改定初戦”。
今週は、机上の予習も問われる1戦となりそうだ。
  • これ、欲しぃ〜〜?? ケーシーは会見場に飾られた優勝杯をしげしげ
  • ガルシアのジョークに若いマシュー(左)も爆笑。熱闘の前のなごやかなひととき