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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2019

ホストプロの矜持。平和の男が執念の好発進

後半から風が強まった。毎年、ここはそうだが海から吹き上げてくる猛烈な風に、11番ではダブルボギーを打ったが、そこから3つのバーディで盛り返してきたのは、ホストプロの矜持。

池田勇太が大会主催の株式会社平和とスポンサーシップ契約を結んだのは、会場がここ「PGMゴルフリゾート沖縄」に、移ってきた一昨年から。

「この試合に賭ける気持ちは人一倍。見るのは優勝しかない。どんな状況であれ、誰よりも強い気持ちでやらなければいけない」と、最後の18番パー5は2オン成功。
だが、奥の最上段に乗っかり急な下り傾斜のスネークラインは、海から向かってくる風も、ち密に計算して打たなければならない。
繊細なタッチが要求されるイーグルパットは1メートルもカップ手前で止まってしまったが、執念でこれを沈めた。
「自信をもって打てないと、バーディは獲れない」と、胸を張った。

「調子はすごい上がってきている。自分自身もこの大会に向けて、調子を整えてきたというのがある」。
4アンダーは、首位と1打差の5位タイで、まずは初日の好発進を実現。このまま最後まで、期待に応え続ける気合で満々だ。

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