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Novil Cup 2018

主催者推薦予選会トップ通過の芦沢宗臣 AbemaTVツアー開幕戦に意欲

主催者推薦予選会をトップ通過した芦沢宗臣
芦沢宗臣は27日(火)に行われた主催者推薦予選会を6アンダー66で回り、Novil Cup本大会へトップ通過を果たした。昨年、同志社大学を卒業し、プロに転向したが、試合中に足首をねんざし、しばらく練習ができなかった。なかなか試合に出ることもできず、「悔しいシーズン」に終わった。クォリファイングトーナメント(QT)も振るわず、QTランキングも317位だった。

したがって、今年もフルに試合に出ることはできない。そのため、今回は数少ないチャンスを生かすことができた。これもオフに同志社大学ゴルフ部のコーチを務める水巻善典が所属する鳴尾ゴルフ倶楽部で教えを乞うた結果かもしれない。1週間ほどの合宿だったが、練習とラウンドをして、「水巻哲学」を学んだ。「スイングのこともいわれるんですけど、考え方とかが参考に」なった。

その中の一つは「一喜一憂しない」だ。「人間だからうれしい時は浮かれてしまうと思うんですけど、いかに平常心でいられるか」ということを肝に銘じている。技術的なことよりもコースマネージメントやメンタル面で大きなものを得たようだ。

Novil Cupはアマチュア時代、2014年に出場しており「風が吹くと難しい」とコースは知っている。このあとも出場できる試合は限られるので、まずは最低でも15位以内に入り、次の「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」の出場権を確保したい。

「1試合1試合集中してできるだけやりたい。少しずつできていることもあるので、しっかり自信を持ってやりたい」と欲を言えば優勝して、今シーズンのAbemaTVツアーの出場権を狙う。

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