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時松隆光は逆転負けも全英切符

負けて臨んだ表彰式。最終日は市原に逆転負けを喫しても、今季海外初戦からスタートした日本予選ランキングでは、1位に浮上。全英オープンで、初のメジャー切符を獲得した。

同2位の市原と共に、権利の獲得者として式典に並んだが「なんともいえない気持ちで市原さんを見ていた」という。
「弘大さんのバーディは素晴らしかった」と讃えた。
「僕もパー、パーで行けるかもしれないと思ったけど、自分からこぼしてしまった」と、悔やんだ。
「横に優勝者がいて、それを左に見るのに改めて、痛感するものがありました」と、2位敗績の要因をその場で懸命に分析していた。

3打差の首位から出た最終日。
1番から3連続バーディと、勢いがあった。
「出だしから良すぎたので。気をつけようと思っていた。その通りになってしまった」。

上がりの連続ボギーで、タイトルを取り逃がした。
17番の長いパー4は左斜面に打ったティショットが、フェアウェイまで出てきた運を生かせなかった。210ヤードから打った池越えの2打目は、左奥目の長いバーディトライにしか出来なかった。ファーストパットは打ちすぎて、逆側のカラーまで行った。パーを取り逃がして迎えた18番は、ティグラウンドで市原のチップインバーディの歓声を聞いても冷静に、ティショットはフェアウェイに置けた。

「逃げることは考えなかった」という2打目は、しかしわずかにグリーンに届かなかった。手前のバンカーから上手く寄せたが、1メートルのパーパットを外して「普通の練習で、あれを外すことはない。勝つには何が足りないか。緊張に打ち克つというのが全然足りない。気持ちのコントロールが一番」。
この経験を、初のメジャー舞台でいかに生かすか。
時松は、次の課題を模索した。
「日本とは違って、予選通過が目標になると思うが“この最後のパットを入れたら予選通過”という時には今日の経験が役立つ。冷静に、自分が出来るストロークをしっかりすると言うのが大事」。
7月のカーヌスティでは取りこぼさない。

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