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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2017

頑張れ宮里兄弟

聖志の組と、その後ろの優作の組と、行ったり来たり。地元の期待と、妹の藍さんの声援を受けて、宮里兄弟が踏ん張った。

兄はイーブンパーの41位タイ。
先の中日クラウンズに続く2試合連続Vがかかる弟の優作は、1日2つのダブルボギーを打ちながらも、上がりの3連続バーディで、どうにかアンダーパーで初日を終えた。

14番は3パット。1番ではなんと「4パットのダボ」。
「今日はパッティングが全然、合っていなくて、打ちたいんだけど、打てないのがずっと続いていた」と、選手会長は、喜瀬のグリーンに悪戦苦闘。

「褒められたゴルフじゃない」とはいえ、ラウンド途中に「フォロースルーを長く取ろうというのを意識して、テイクバックを浅くして打つようにした」と、懸命の微調整で、どうにか面目を保った。

兄2人の18ホールにずっとついて歩いてくれた藍さん。
「久しぶりに見てもらいましたけど、下手やな〜と思われたと思う」と、最後の9番では苦笑いの兄妹タッチ!

「知り合いの方も、たくさん来てくださって良いところを見せようと思ったのですが…。また明日から」。
気を取り直して、上位進出を狙っていく。