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フジサンケイクラシック 2017

出水田大二郎は「もっと“いずみだ”と呼んで」

先週に続いて好調だ。出水田。「“でみずだ”とよく間違えて呼ばれる」と嘆いていたが、先週のV争いを機に「“いずみだ、頑張れ”と、応援してくださる人が増えた」と、ひそかな喜びもさめやらぬまま、今週もまた上位で週末に臨む。

先週は2日目に単独2位につけたが最終組に回った3日目に、75を打って痛感した。

「ギャラリーが多い中でも落ち着いてプレー出来るようにならなければ」。V争いの経験を生かして今週は、「上を見て、予選を気にせずのびのびやれた」。

経験を確実に糧にして、14番ではグリーン横から15ヤードの2打目を、サンドウェッジで入れるチップインイーグルも奪った。全長7566ヤードのツアー最長コースも身長183センチを生かした飛距離で、2日目も苦もなく回ってきた。

小4から中学卒業まで通った地元・鹿児島県の「めだかクラブ」の“先生”からの連絡はまだないが、「もっと、名前を覚えてもらえる活躍を」。横峯良郎氏の耳にも届く活躍で、ツアーに新風を起こしたい。

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