こちらは首位の星野よりさらに若い韓国の新星。19歳の任（イム）。ピカピカの大学1年生が、好スタートを切った。

昨季はルーキーながら、賞金ランク59位に入ったピカピカのシード1年生でもある。
2年目の日本で迎えた国内開幕戦。
「ドキドキしながら今週を迎えました」と初々しく言いながらも「ここは風が吹くと、分かっているので。安全なプレーを心がけた」と冷静に、そつなくスコアをまとめてきた。

2年目の参戦に備えてオフは中国の海南（ハイナン）島で、調整を積んできた。
「バンカーとアプローチとパターを重点的に練習してきた」と、多度の高速グリーンにも初日から難なく対応した。
「今日は本当に良いスタートが切れたと思います」と上々の幕開けだ。

「韓国にもあるにはあるけど、あまり出回っていない」と、日本の焼き肉は特に、牛タンがお気に入り。
いつも3人前は、ぺろりと食べる。
90キロを指した昨夏から、体重計には乗っていないが「あの頃より肥えた気がする」と、ニコニコと「今年は1勝が目標です。賞金ランクは15位以内には入りたい」。
勝てば、19歳と17日は石川遼に次ぐ史上2番目の若さ。
名選手を輩出し続ける韓国体育大学に入学したばかりの新入生も、さらなる飛躍を誓う春だ。

• 石川 遼