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富士ホームサービス チャレンジカップ 2016

初戦のリベンジを誓い初優勝を狙う副田

開幕戦の『Novil Cup』の最終日は最終組で優勝争いを演じた副田がリベンジを誓った。

『富士ホームサービス チャレンジカップ』初日は雨風が吹き荒れる中で18ホールを完走した副田。

「風は嫌いじゃない」という副田でも「INスタートじゃなくて良かった」と言わしめる程の強烈なアゲインストの風が10番を吹き抜けていた。
副田がスタートしたOUTコースの出だし1、2番ホールはフォローの風に乗ってビッグドライブが可能となっていた。「ピンを狙う時は低い球でタテの距離をしっかり出して行きました」と前半で4バーディーを奪った。

「後半は我慢して我慢してプレーできたことが良かった」と振り返る副田は、後半の出だし2ホールを連続ボギーとしてしまうものの、武器である飛距離を活かし、2つのロングホールで2オンに成功しバーディーを奪った。

初戦に続いて好スコアをマークしている副田。好調の要因は「自己ケア」にあることを明かした。腰に痛みを感じてから数年、トレーナーにケアをお願いしていたが、どうしても試合の最終日には痛みが再発してしまうことが多かった。オフシーズンに試合中にも自分自身でできるケアの方法を多く勉強したという。
「半身浴やストレッチボールを使ったケア方法のおかげで痛みを緩和できる」と実感しているようだ。

「ショットの調子はいい感じ。パターはその日その日の運ですから、明日も運任せです」と笑って話す副田に初優勝の期待がかかる。