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ひまわりドラゴンCUP 2016

いくつもの流れを味方につけ貪欲に優勝を狙う川根隆史

今季2度目の好スタートをきった川根隆史
「ゴルフのイメージはもちろん、調子も決して悪くないのですが、結果としての数字がずっと出ていなかった。今日は色々な意味で流れも良く、数字にも出てくれたので、ナイスラウンドだったといえますね」と語ったのは川根隆史。
 INスタートの前半を34で折り返すと、後半のOUTは32をマークし、66ストロークの6アンダーで3位タイにつけた。

「この大会はバーディ合戦になるのは例年のことですし、攻め続けていかなければいけない。練習ラウンドからみんなで優勝は10以上ラクに行くでしょ…と話をしていて、今日のゴルフを見てもそれが現実になっていますよね」と、大会としての流れを肌で感じている。
そんな大会としての流れに川根自身も乗り遅れないために注意しているというのがティショットだという。
「確実にバーディチャンスにつけるためには、ティショットをフェアウエーに置いておくこと。ラフに入ってしまってもグリーンを狙えるホールは多いですが、チャンスにつけるという意味では確実にフェアウエーから打つことがポイントになってくると思っています。まぁ、当たり前のことではあるんですけど、流れを切らさないためにも今週はその点に注意しています」

 また、今日の組み合わせも川根にとってはプラスになったという。
「今日はディフェンディングチャンピオンの杦本選手と横尾選手とも同組で、リズムのいいプレーを間近で見ながらプレーできたことも自分のゴルフにはプラスになりました」と、同組のプレーが自身のリズムにもいい流れを呼び込んでくれたようだ。

 トップと2打差で迎える最終日はどんなゴルフを目指すのか?
「やるべきことは今日と同じ。ティショットの精度を高め、いかに数多くのバーディチャンスを作り出していけるか…。今日の結果に自信をもって、明日は優勝を目指して頑張っていきたいですね」

 いくつもの流れを引き寄せ、初日好スタートを切った川根隆史。明日も流れを引き寄せることができれば、チャレンジツアー初優勝も決して夢ではない。

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