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Sony Open in Hawaii

久常涼が新天地で第一歩

久常涼(ひさつね・りょう)が、新天地でスタートを切る。

ワイアラエCCで間もなく始まる「ソニーオープン・イン・ハワイ」で、2024年の初戦を迎える。



昨年は、同大会のマンデートーナメントに挑戦したが「全然ダメでした」と、苦笑していた。

今年は、堂々PGAツアーメンバーとして、念願の初舞台を踏む。


20年12月にプロ転向すると、すぐ21年にABEMAツアー賞金王に就くと共に、レギュラーツアーの初シード入りにも成功した。

22年は海外ツアーを掛け持ちながら、11月に欧州・DPワールドツアーの予選会を突破。

23年9月の「フランスオープン」で同ツアー初制覇を達成し、ポイントランキング17位で、日本勢初の新人賞に輝いたほか、ランク上位10人の資格で今季PGAツアーの出場権を獲得した。


ジュニア期から知る誰もがその非凡ぶりを証言するが、それにしてものスピード出世。

青木功と松山英樹に続く日本勢3人目の欧州ツアー制覇を達成し、青木と松山が歴代覇者に連ねる大会で、PGAツアーメンバーとしての第一歩を踏み出す。


「ツネ」こと久常の一連の偉業について、青木も「日本で闘う選手たちにも大いに刺激を与えてくれている」と、21歳のこれからにますます期待を寄せている。


※久常ほか、8人の日本勢が出場する「ソニーオープン・イン・ハワイ」のスコア速報は、JGTOホームページでもご覧になれます⇒ホールバイホール Sony Open in Hawaii


タイトルスポンサーの「ソニーグループ株式会社」からJGTOに提供された「ソニーオープンチャレンジ」の推薦枠で出場する蟬川泰果(せみかわ・たいが)は、ちょうど初日の11日が23歳の誕生日と重なります。

バースデーウィークに今季初戦を飾る、昨季の賞金2位にもぜひご注目を。


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