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Sony Open in Hawaii

2日連続の日没順延。松山、中島、蟬川と比嘉は決勝圏内で終了(ソニーオープン・イン・ハワイ2日目)

初日から2日連続のサスペンデッドとなったが、昨年覇者の松山英樹は、第2ラウンドを4バーディ、3ボギーの「69」で回り、通算3アンダーの暫定46位タイで決勝進出を確実なものとした。 スコア速報


2アンダーの41位からインスタートのこの日は、11番パー3でピンそばのバーディを奪ったが、13、14番で連続ボギー。

18番パー5でバーディを奪うも折り返してすぐ1番でまたボギーを叩くなど、ジリジリとした展開が続いたが、5番と最後9番でアプローチを寄せてバーディで締めくくり、現状のカットラインに余裕を持たせた。


昨秋に首を痛めるなど状態は万全ではない中、「チャンスはまだあると思う。去年の3日目、4日目のようなプレーができれば面白い」と2年連続の快挙を追う。


そのほかの日本勢は、中島啓太蟬川泰果の新人組も松山と同じ通算3アンダーで、予選通過は濃厚だ。

蟬川は1オーバーから出て、前半18番から4番まで5連続バーディを奪うなど「66」のタイガチャージで挽回。
記念の米デビュー戦で飛距離1位も記録するなどハワイでも躍動している。
「明日も、今日みたいにしっかりとパーオンしてパットでスコアをつくっていくゴルフがしたい」と、意気込む。


また、昨季賞金王の比嘉一貴も通算2アンダーで、決勝ラウンドに進めそうな位置。
スタートの10番で、入りかけの2打目を打つなど3バーディを奪った前半から暗転。池ポチャのダブルボギーを叩いた後半3番や、8番ではボギーを打つなど窮地に落ちたが、最後9番で起死回生のバーディ締め。
辛くもカットラインを背にプレーを終えている。


ただ、初日の1アンダーから2つスコアを落とした大西魁斗は現状のカットラインに1打足りない通算1オーバー。
また、桂川有人はイーブンパーで粘ったが、初日4オーバーの出遅れを取り戻せず。

アマチュアの推薦枠「ソニーオープン・チャレンジ」で米初参戦を果たした東北福祉大3年の@岡田晃平さんは通算9オーバーと、それぞれ決勝の道は閉ざされた。