Tournament article

RIZAP KBCオーガスタ 2016

小田龍一は最終日こそ結果にコミット!

安心してください、外れてませんから
小田の1番のティショットに大きな注目が集まった。スタートテントには主催者も駆けつけ、みな固唾をのんで見守ったのは、小田のベルトがはちきれないかどうか。

前日2日目は10番のティショットでテークバックの瞬間に、バックルがみごとに弾けた。動揺した小田は、右にみごとなミスショットを打ち、前にせり出した腹を見下ろし「コミットしていない」と、日頃の不摂生を嘆いていたのだ。

さあ、翌日はまた、緊張の瞬間・・・・・・!
ハラハラと、周囲が見守る中での第1打!

・・・セ〜フ!「大丈夫でした!!」。
前夜は、妻の優子さんが「夜なべをしてくれた」。ベルトのバックル一度外して留め金の部分を少し削って、ベルトの革にも新たに穴を開けた。
みなさんの心配をよそに、「今日は絶対に外れない」という自信があった。
ニコニコ笑顔で出ていった。
この日は石川遼との最終組。

「みなさん、遼くんを見にいらしてるんで。僕はこそっとやります」と相変わらず謙虚に、前日に引き続いて強い風も、昨日はまだほとんど風がなかった午前組で回ってきた小田にとっても苦しい1日となったが、どうにか耐えて、石川に2打差の2位でしがみついた。

もはや最終日も、ベルトの不安もなく、あとはV争いに集中するだけ。「明日はもっと大変でしょうけど、やることはひとつですね」。
あとは結果にコミットするだけ!!

関連記事