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Sony Open in Hawaii

松山が2打差2位浮上 / 米ソニーオープン・イン・ハワイ3日目

松山英樹が7バーディ、ボギーなしの「63」で回り、通算16アンダーまで伸ばして首位のラッセル・ヘンリー(米)に2打差2位と猛追した。


6打差の5位タイから出たこの日は「状態が悪く、どうしたらいいのかなと思いながらスタートした」という。

しかし、ティショットでラフに入れたのは2回だけ。
「たまたまフェアウェイに飛んでくれたのは良かった」と、2打目以降も次々とピンに絡めて、チャンスを量産。
猛然と首位を追った。


パッティングも「ミスパットが入ってくれたような感じ」と、苦笑いを浮かべたが、長い距離を沈めて連続バーディを奪った13番のほか、バンカーショットから寄らず長いパーパットが残った14番や、最後の18番パー5も3打目は寄らなかったが、きわどいバーディパットを逃さなかった。


最終日は最終組で、アジア人最多記録と並ぶ米通算8勝目に挑む。

「このコースでこんないい位置で回れると思っていなかったので。楽しみな位置で終われて良かった。明日も引き続きいいプレーができれば」と、話した。


そのほか、松山と共に、6打差の5位タイから出た日体大3年の@中島啓太さんは、1バーディ3ボギーの「72」と崩れて、通算7アンダーの39位タイに後退。

米1勝の小平智は、スタートから連続バーディを奪うなど、5バーディボギーなしの「65」。通算10アンダーとし、前日の48位から18位タイと順位を上げてきた。