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ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント 2015

もう一人のホストプロ! 服部リチャードとは・・・!?

まずもって、最初の疑問は日本人なのか、何人なのか?! ずばり言ってしまうとアメリカで、生まれて育った日本人。リチャードの名前も日本人のお父さんとお母さんが愛情一杯につけてくれた。家では「忘れないように」と日本語で会話はするが、「読み書きは出来ません」。メールはどうにか打てるが全部ひらがなで、受け取ったほうは読みづらくて仕方ないとか・・・。

ロスで生まれ、3歳でハワイに渡り、8歳からゴルフを始めた。「先生」は、1987年に日本ツアーで初の外国人賞金王になったデービッド・イシイ氏。日本ツアーへの参戦も、イシイ氏に勧められた。ハイスクール卒業間際に「先生、僕は勉強が好きじゃないんですが・・・」。
「そしたら、日本でプロになれば?」。
2013年のファイナルQTを受験。資格を得たのを機に家族で来日。昨年の2014年は、主戦場のチャレンジトーナメントで1勝(太平洋クラブチャレンジトーナメント)を飾った駆け出しは、今年春から今大会主催のミュゼプラチナムを所属契約を結び、記念すべき第一回大会でツアーデビューを果たすことにあいなった。

この日8日水曜日は、11歳のポール君(=写真左)たちとチームを組むことになったプロアマ戦ももちろん、何もかもが「初体験!」。前日の火曜日からコースに来ているが、賑やかな空気の中でのラウンドに、「雰囲気も大好き!」と、開幕を目前にテンションも上がる。

師匠には「とにかく焦らず、いろいろ勉強してきなさい」と、励まされた。たとえ上手くいかなくても、必ず将来につながる、と諭された。今週の目標はいろいろあるが、「プレー中に、ミュゼ&ピースが出来るくらいに余裕のラウンドがしてみたい」とどういう意味・・・?!

ミュゼ&ピースとは、この日のプロアマ戦でも表彰式に駆けつけてくれたCMキャラクターのラブリさんもやっている決めポーズだそうだ。胸の前で、両手でハートマークを作ってハイ、にっこり・・・!!
とにもかくにも今週は、異色のホストプロにも注目だ。

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