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中日クラウンズ 2015

李京勲(イキョンフン)が首位キープ

この日は正午過ぎの12時25分からのスタートにもかかわらず、平然とスコアを伸ばしてきた。時間を追うごとに、カチコチに硬くなるグリーンもものともせずに前半は3つのバーディで折り返すと、後半はもっと伸ばせたような、しっかり我慢ができたような。

13番は、2.5メートルのフックラインや、15番で2メートルのバーディチャンスも「惜しかった」。しかし、その15番は実は微妙で、スプーンで打ったティショットは右の林へ。木の後ろから、3番アイアンで脱出成功。ひとまずフェアウェイのほうまで戻してきて160ヤードの3打目を近くにつけられたのは、ラッキーだったともいえる。

「14番も、下りの2メートルのフックラインは危なかった」。ピンチをチャンスに変えるしたたかさも見せながら、ボギーなしの67でまとめてきた。
このオフは、まだ寒い1月は、母国韓国のチェジュ島でキャンプを張り、みっちり身体を鍛え直した。「4キロ減らすのが希望です」。がっしりした体格は、油断するとすぐにお腹に脂肪がついて、23歳には見た目が気になるお年頃。大好きなチョコレートをついついつまむと、仲間からからかわれる。「キョンフン、また太るぞ!」。渋々手を引っ込めて、ぐっと我慢の「セルフコントロールです」。そんな日頃の鍛錬が難しい和合でも生きている?!

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