Tournament article

中日クラウンズ 2015

イップスの呪縛から抜けつつある?! 山下和宏が今週もV争い

和合で見せた41歳の粘り。バンカーから「ダフった」と、ボギーにした17番のミスを補ってあまりある、18番のバーディ締めだ。
「気持ちよく終われた。今日はあんまり良かったと言えることがなかったが、我慢して欲張らずに、こつこつと伸ばせた」。

初日に続く60台も「和合では、ラッキーではこのスコアは出せない」と、そこはかとなく漂う余裕。開幕戦の東建ホームメイトカップで2位につけ、「自分にも自信がついた」と、難コースでも落ち着いて対処が出来る。
「・・・大人になったかな」と、笑った。「一皮むけたかも」と、2日目を終えて3位タイに胸を張った。症状の深刻さに、「出たくない」と尻込みした開幕戦で、初Vこそ逃したものの、上々のスタートを切れたことで、小技にも自信が戻ってきた。
「アプローチとパットが良ければボギーにもなりにくい。3メートルのパーパットで良いと思えれば、ショットも無理せずに打てる」と、日に日にイップスの症状も、軽くなっていくようだ。

関連記事