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〜全英への道〜 ミズノオープン 2015

2002年に2位も、宮里聖志はなんくるないさ。

兄は、風に翻弄された。「今日は本当に難しくて。良いショットをしても、乗らない。ピンを刺したショットももって行かれた」。相変わらず「調子自体はとてもいい」と、言い切れるだけに後半3つのボギーが残念だ。

16番のパー3も、「寄ったな、という凄く良いショットが横風に当たって15ヤードもショートしたり」と、前半は6番からの3連続バーディもあり、一度はリーダーボードの一番上に座りながら、結局この日は1アンダーの71で終わって、通算7アンダーの5位タイにとどまった。

今大会は、2002年に優勝争いの末に、単独2位につけいざ、初のメジャー舞台へ!
「・・・何年前の話なんスか。そんなイメージ全然残ってないですよ」と当時、ミュアフィールドの戦いはあえなく2日で終わった思い出も、いったん白紙に、今は目の前のプレーに集中する。

「今日、キャディと話し合ったんですよ。あっちがいや、こっちがいや、と言い出したら余計に難しくなるから、と。とにかく決めて、打って、ミスしたらそこから考えよう、と。基本なんですけど、こうして風が出てきたり、難しくなってくるとますますマイナスイメージが出てくるから」と、持ち前の“なんくるないさ”の精神で、残り2日目も“にいに”は頑張る。

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