Tournament article

トップ杯東海クラシック 2015

今野家はほろ苦スタート

甥の大喜さんは、28日月曜日に行われた予選会マンデートーナメントを突破して、これがツアー初出場。「前半は、地に足がついていない感じで」。緊張からボギーが先行。「アプローチがイメージ通り寄らなかったり、本来ならば、パーで切り抜けられそうなところでもったいなボギーを打った」と、雨の三好で洗礼を浴びてきた。

「こういったセッティングの経験が少ないから、ばたばたしてしまった。ミスをカバーしきれなかった」と、初日は3オーバーの75に悔しがる。

苦しみながらも、今年の中部オープンの覇者は、後半に入ると、次第に手応えを掴んでいく。「あまり調子も良くない中で、後半はイーブンパーで終われたのは収穫」と、ため息交じりにちらっと見あげたスコアボード。

「あれっ・・・」。康晴が、その時点で4オーバーを打っていた。
「負けないように、やっていたつもりだったけど・・・」と、伯父さんは結局、6オーバーまで落ちて、甥に3つのリードを許した。
「伯父さんも調子が悪そうだし、お互いに調子が良いときに一緒の試合に出られたら楽しいんですけど」と、互いにほろ苦スタートの初日を残念がった大喜さん。

ドライバーで飛ばして、ピンを狙って・・・という伸び伸びゴルフは、伯父さんも「思い切りが良くていい」と、評価してくれたが、三好では度が過ぎてもいけない。「明日はもう少し、メリハリをつけます」と大喜さん。
「僕も伸ばさないとね。2人とも2日で終わったら寂しいし・・・」と康晴。伯父さんと、甥が揃って巻き返しを誓った。