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Novil Cup 2014

NEW聖志が2014年好ダッシュ!

昨年末に髪型をチェンジして、昨年の悪い流れを断ちきり好スタート
昨年苦しんで苦しんだパターが入る。
今年のオフに重点的に練習をしてきたパッティングが、今シーズン開幕戦となる『Novil Cup』で早速結果をだした。

元々、パッティングには定評がある宮里聖志。部門別ランキングでトップには立ったことはないが、毎年安定して10位台〜20位台のSTATSを残してきていた。
しかし、昨年は60位と、全体からみればそんなに悪い数字ではないが納得いけるものではなかった。
パッティングが悪くなれば、当然バーディ率も下がり、平均ストロークも悪くなってきてしまう。
ひとつ狂ってしまった歯車は、ゴルフ全体にも影響を及ぼし、8年連続でキープしてきた賞金シードを手放す結果となってしまった。

「去年パターの調子が悪くて。1年間通して調子が悪かったので、パターとグリーン周りを重点的に。特にパターを一番のメインでやってきました。
実家の沖縄で練習をしていたんですけど、沖縄のグリーンは高麗で、この時期はすごく重たくてハードなグリーンで、ずっとその中で練習をしていたなかで、今週のJクラシックさんのグリーンは目が詰まっていて素直にボールが転がってくれるので、すごく気持ち良くパター出来たので、余計なことを考えないでパッティングをすることが出来たのが良かったと思います。」
と調子を崩していたパッティングが調子を取り戻してきたことを話してくれた。

パッティングとともに、NEW聖志の象徴的だったのが、ペアチェンジだった。
バイザーの下の高さまでの髪をばっさりカット。いつもの優しいお兄ちゃんとは違った印象となっている。賞金シードを失う原因となったパッティングの不調が解消した聖志。
昨年のツアートーナメント最終戦で優勝した次男・優作につづいて、年をまたいでの兄弟連勝が期待されそうだ。
  • 単独トップでホールアウトし、テレビインタビューを受ける宮里聖志

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