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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2014

まさに“ご苦労さん”! シニアプロによるバンド演奏

開幕気分も一気に盛り上がる。開幕前日の4日水曜日はプロアマ戦終了後に、メディア向けに行われた懇親会で、シニアプロによるバンド演奏が披露された。

プロゴルファーであり、プロドラマーでもある高松厚プロ率いるバンド名は「ゴクローサンズ」。永久シード選手でシニアプロの倉本昌弘が組織改革をかかげて、主にシニアツアーを主管する日本プロゴルフ協会(PGA)の新会長に就任したときに、メンバーたちは考えた。

「俺たちも何かの形でマッシー(倉本の愛称)に協力が出来ないか。社会貢献できることはないか」。そこで思いついたのが、バンドの結成だったという。

さっそく、メンバーをご紹介しておこう。
ドラムの高松プロを筆頭に、ギターが中西信正プロと、ツアー6勝の経験もある奥田靖己(おくだせいき)だ。
ボーカルが加瀬秀樹と、今回は助っ人として急遽参加してくれた。大会では加瀬のバッグを担ぐ。長男の哲弘さんとのハーモニー。
タンバリンが崎山武志。髙見和宏が軽妙なMCで、場を盛り上げる。

特にギターの奥田はバンド初心者で、「生まれて初めてゴルフ以外の趣味を持った」と、すっかりハマってまだ結成2ヶ月にして、ぐんぐんと上達。みなノリノリで、3曲を披露。ザ・ワイルドワンズの「思い出の渚」もチューリップの「サボテンの花」も、吉田拓郎の「落陽」も、往年のグループサウンズにも負けないサウンドで、集まった報道陣を存分に酔わせた。

「バンドを通してゴルフ界の発展と、チャリティ活動と、そして自分たちの老後のために!!」というゴクローサンズの面々。今回を合わせてすでに3ステージ目というメンバーたちはこの日のために、前夜は大阪市内で7時間の猛特訓をしたという。

今後は、羽川豊プロがサックスとして新加入する予定で、これまたただいま猛特訓中。50歳を超えてますます輝きを増す御仁方。今回のメンバーのうち、加瀬と崎山が翌4日からの本戦にも挑戦する。
我々レギュラーツアーのJGTOも負けていられない!

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