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Indonesia PGA Championship 2014

27日に開幕!! インドネシアPGA選手権

いよいよ、翌27日木曜日から4日間の日程で始まるインドネシアPGA選手権。ワンアジアツアーとの共同主管で行われる今大会。本戦直前の共同記者会見にはジャパンゴルフツアーを代表して、選手会長が呼ばれた。

昨年は、優勝争いを繰り広げながら結局、7位に終わった池田勇太。これを引きずったというわけでもないだろうが、昨年は11月(マイナビABCチャンピオンシップ)まで、勝ち星を引っ張った。

「去年はこの大会を含めて良いところに行きながら、なかなか優勝出来ずに長引いたというのがありましたので」と昨年の反省もこめて、「今年は早い時期にまずは1勝をして、そして年間2勝、3勝と重ねながら、まだ実現していない賞金王をしっかりと視野に入れて戦いたい」。

初の賞金王獲りに向けても、大切な今季初戦。このオフはまずは今大会を照準に、ハワイでの強化合宿や、国内でのトレーニングも例年以上に力を入れて取り組んできたという。
「自分なりに準備をしてきましたので明日から、良い戦いが出来るのではないか」。

また昨年以上の活躍に期待がかかるのは、池田の先輩も同じだ。宮里優作は昨年のツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で悲願のツアー1勝をあげた。その年は開幕前に、東北福祉大の阿部靖彦・ゴルフ部監督に「今年ダメだったら、オマエが監督をやれ」と持ちかけられるなど、背水の陣で臨んだ1年でもあった。

涙、涙の初優勝から約3ヶ月。新シーズンの初戦を翌日に控えて宮里に気負いはない。「優勝はしたい」。しかし、それより大切なのは「ワンショット、ワンシット大切にしてそれを年間通じてどれだけ続けられるかだと思います」。

今大会に備えて、気候や気温に体を慣らす目的で、前週の水曜日にタイ・バンコクに入った。「タイではもう一歩だったショットの調子もこちらに来て良くなってきた」と、本戦を直前に手応えも出てきた。
前日火曜日のプロアマ戦も、この日の練習ラウンドでも体が良く動いていた。「気持ちよく振れていますし、いい感じです。本戦が楽しみ」。春はジャカルタで、さっそく次の2勝目をにらむ準備は整った。

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