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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2014

近藤も岩田も依然として伸び悩み

最終戦までもつれ込んだ賞金レースももはや、最終日を前に終戦ムードか。賞金ランク3位の近藤も、4位の岩田もここでの優勝が絶対条件という中で、3日目を厳しい順位で終えた。
近藤は、この3日間はともパットに尽きる。「ショットはいいけど、パットがほんと入っていない。1日、2,3個取るので精一杯」と、この日もバーディは2つにとどまった。

今年は、全面改修が施されたグリーン。「他のみんなも苦しんでいると思うけど」。賞金レースの最後のチャンスで、思わぬブレーキがかかった。「集中して、一生懸命やっているけど、思ったとおりに打っているけど、ラインが違う」。
最後の18番もまた、横1メートルのスライスラインを決められなかったのは諦めがつくとしても、「今日もアンダーパーが出せなくて残念」。

そして岩田もまた一進一退が続いた。この日は73を打って、通算3オーバーにはもはや、語る言葉すら見つからない。「何にもないです」「わかんないです」と、繰り返すばかり。
もはや、万策尽きたか・・・。
いよいよラスト1日は「せめて気持ち良くやりたい。ふて腐れずに、前向きにやる」とは近藤。たとえ頂点には届かなくても、せめて笑顔で締めくくる。