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東建ホームメイトカップ 2014

復活を狙う! 宮里聖志も首位タイに

谷口だけではない。次は俺だ、とアニキも好発進。昨年、シード権を失う要因となったパッティング。本来の得意分野はこの3月に、実に「10年ぶりに変えた」というパターが奏功した。

握り方も、これまでより2センチほど短くしたことで「“ふところ”が出来て。ストロークもスムーズになった」と危なげないゴルフ。先週の日曜日に北九州オープンを制した好調さもそのままに、この開幕戦でさっそく、首位タイにつけて宮里家の長男が復活を匂わせた。

昨年12月には、弟の祝福にも駆けつけることが出来なかった。9年ぶりのシード落ちを喫し、優作が悲願のツアー初Vを飾ったゴルフ日本シリーズJTカップの週は、出場権を取り戻すべく予選会のファイナルQTに参戦。

しかし、それもふるわず弟を祝うどころか、妹の藍さんら家族にも大いに心配をかけることに・・・。
「今年は厳しいシーズンになりました」。
今週もそうだが、今季ツアーは主催者推薦をもらったり、あとは“主戦場”となるチャレンジトーナメントで再び這い上がるしかなく、「とりあえず、出させていただける試合で全力で、結果を残していくしかない」との覚悟で臨んでいる。
「まったくチャンスがないわけではないし、今のゴルフの状態ならなんとか頑張れるかな」。1打ごとに、地道に自信を取り戻していくしかない。

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