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日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills 2013

藤田寛之は「そろそろ優勝争いを」

時差ボケの身体に加えて、風邪の後遺症が残る。賞金王が、鼻声で言った。「今回は、やけに長く痰が絡んで・・・」。万全の体勢でないままに、乗り込んだ先週の全米オープンは、第2ラウンドの最終ホールでダブルボギーを叩いて、無念の予選落ちを喫したが、タダでは帰国しなかった。

復調のための大きなヒントを得て、帰ってきた。
かねてより、熱望していたジム・フューリクとの練習ラウンド。「すべてのクラブがショートアイアンで打っているみたいだった」と、圧倒的なパワーゴルフの中にまみれながらも、無類の安定感で、しっかりと自分の地位を確立してきたトッププレーヤーの極意を目の当たりにして、藤田にも思うところがあった。

帰ってすぐに、ドライバーのシャフトを短くした。実に2年ぶりに45.5インチから44.75インチに。「精度を求めたというと、かっこはいいですけれど、今は本当に調子が悪いので」と笑って、「長いのよりも、短いので修正していくという感じですかね」。それもフューリクとの雑談の中で出た話だといい、不振脱却のひとつのきっかけにするつもりだ。

先週の日曜日に44歳を迎えたベテランは、とりわけ、国内メジャーのタイトル獲りにこだわる。「そろそろ良い感触の中で、優勝争いがしたい」。手探りの中にも、目指すべきところはしっかりと、見据えている。

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