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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2013

池田勇太は単独首位にも【インタビュー動画】

それまでがどんなに良くても、上がりが悪ければすべて台無し。この日初日も最後の9番が、いただけなかった。7㍍のバーディトライを大きくオーバーさせて、奥から1,5㍍のパーパットを外せば、ますますテンションはがた落ちだ。

8アンダーは、単独首位でも「上がりがああいう形で終わった時点で、俺の明日はないのかな」と、断言する始末だ。
3週前の「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」では、最終日の最終ホールでOBダボを打って、「もうゴルフをやりたくない」とつぶやき、引退宣言かと騒がれたが池田にとって、最終ホールの失態はそれほどに気持ちが落ち込む。
今年は、そういう嫌なパターンが続いており、その悪循環から抜け出せないでいる。
「ショットはいい。パットさえ入れば」とは最近ずっと、繰り返してきたことだがこのコースでは、池田にはなおさら、良い結果が望める気がしない理由がある。

ここABCゴルフ倶楽部は毎年、ガラスのようとも評される高速グリーンが話題だが、池田には「速く見えないのに、速い」という感覚がどうしても、受け入れられない上に「傾斜も分からないし、一切が自分と合わなくて、ここのグリーンは大嫌い」というほど、苦手意識で一杯だから。

対策として、今週は久しぶりにピン型のパターに変えてみたことが奏功したかと思われたが「17ホールは良かったよね」と、やはり最終ホールのボギーが、池田には許せない。
初日の63も「掴んだという感じは一切なくて、ただ合わせ合わせでやっているだけ。一歩間違えば、73くらい打つんじゃないですか?」と、依然として手応えはゼロのままだが・・・。



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