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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2013

宮里兄弟もホストプロ!

今週は、ブリヂストン契約プロには特に、忙しい1週間だ。主催者が誇る珠玉の兄弟も、練習ラウンドの合間に“ご奉公”。宮里聖志と優作が満面笑顔で向かった先は、子どもたちの前。

今大会では毎年、社会貢献活動の一環として、公開練習日の水曜日から地元の小学生を招いて社会科見学会を行っている。この日は千葉市立の泉谷小学校と平山小学校、誉田東小学校と、千葉県立千葉聾学校のみなさんが、本戦前のトーナメント会場を探索した。

遊びに来てくれた子どもたちを喜ばせに来たはずが、「頑張ってくださ〜い」。可愛らしい声援に、逆にパワーを充電された宮里兄弟は「ありがとう!!」。兄弟揃って子どもたちと記念撮影におさまった。

優作は、3週前のコカ・コーラ東海クラシックで初日から首位を走り、V争いを繰り広げたが、実はその週は深刻な腰痛に襲われていたことを、妹の藍さんが同週の日本女子オープンの会場で明かした。

本人は、周囲には隠し通すつもりでいたのに思いがけず可愛い妹にばらされて、「あいつ〜! おしゃべりやな」。藍さんは、お兄ちゃんは絶対に欠場をするだろうと、勝手に思い込んでしまうほどのひどい症状の中でも2日目まで首位を守ったからほんとうに驚いて、うっかり報道陣の前で口を滑らせてしまったようだ。

優作は絶対にそれを理由にはあげなかったが、最終日にとうとう77を打って、13位タイまで落ちたのはこの腰痛が原因だったのは、明らか。
あれから3週が過ぎて、先週の日本オープンではまだ徐々に上り調子でじわじわと順位をあげて、15位に入った。今週のホスト試合にきっちりと照準を合わせてきた優作にも、ツアー初Vの期待がかかる。

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