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キヤノンオープン 2012

マンデー組! 佐藤祐樹(さとうゆうき)が首位発進

先月の29日に、待望の第一子が誕生したばかり。さっそく「壮一郎」と名付けた。「お腹にいるときから思っていたことですが、この子のために頑張る!」。いっそう深まった父親の自覚を、2週連続のチャンスにつなげた。

これからのシーズンは出場選手が減る一方で、佐藤のようにQT組にはなかなか出場のチャンスさえ回って来ない。
そんな中で、先週のコカ・コーラ東海クラシックに続いて、本戦の出場権をかけた「マンデートーナメント」からの挑戦は、2試合続けて、少ないチャンスをものにしたばかりか、初日は66で回って首位発進。

「火曜日に新しいドライバーに変えたことで、ティショットが安定していた」と、スタートの1番こそティショットが左のバンカーの土手に埋もれてボギーの幕開けにも、後半は13番からの4連続バーディでのし上がってきた。

自身2度目の首位スタートに成功して、思い出すのは先月のこと。今回は、池田とタイだが「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」では、堂々の単独首位に2日目からもう「何が、というのは分からないけど、何かが確かに違ってた」という。

まず、鈴なりの報道陣。静寂の中で響くシャッター音。「スタートから曲がってやっとのパー」と、ここまでは良かったが、3ホール目にボギーを叩くと、潮が引くようにカメラマンがいなくなった。

「寂しいな、とか・・・。そういうことを、気にしたのがいけなかったんでしょう。まだ2日目と考えて、いいスコアを出すことだけに集中していかなければいけなかった」と、周りの状況に振り回されて結局、26位に沈んだ当時の自分にダメ出しだ。

好スタートを切った前夜に届いた大量のメールや電話など、あのときは反響の大きさにも度肝を抜いたものだが、「もう大丈夫」。2度目なら免疫もついて、落ち着いて対処できそうだ。

「逆に、メールが来なかったら寂しい」と、笑える余裕。
「前回の経験が生きるかどうかは、これからの自分にかかっている」。新米パパが、その自覚も十分に気合いを入れ直した。