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ベストアマは伊藤誠道くん、台湾の林鼎勝(りんけんしょう)くんも健闘!

「また来たい!」とは台湾の高校2年生、林くん
世界4大ツアーの中でもっとも歴史が長い。
それこそがゴルファーの“聖地”とも呼ばれるゆえんで、もっとも広く門戸を開いているのも全英オープンである。

この「〜全英への道〜ミズノオープン」が、日本予選の最終戦を兼ねていることからもそれが分かるが、もっと顕著な例が同大会が、昨年の3月から丸1年を通じて行っている、「〜全英への道〜ミズノドリームカップ」である。

これは、オープンコンペや、アマチュアのみなさんが仲間内で開くプライベートコンペも、それとして申し込めば、それが全英オープンの予選会になる、というもので、そのグロスの部の上位3人が、「地区別決勝大会」に進め、さらに勝ち残れば「〜全英への道〜ミズノドリームカップ決勝大会」へ。

そして、いよいよ本戦の「〜全英への道〜ミズノオープン」に出場できる仕組みだ。

また、さらにその本戦で、もしもプロを押しのけ上位4人に入れれば、7月の全英オープンにも出場にも出来る・・・!
つまり月1ゴルファーのあなたでさえ、かの聖地を踏むチャンスがありますよ、というまさに夢のような仕掛けとなっているのだ。

この「ドリームカップ」は昨年からアジア各国でも開催されており、今年は初めてその参加者が、決勝ラウンドに進んだ。
台湾出身の高校2年生、林鼎勝(りんけんしょう)くんがその人で、残念ながら最終日は結局67位タイに終わったが、本人も、関係者にとっても、まさに見果てぬ夢を見る1週間となった。

しかも林くんにとっては、プロの試合で初めて経験する決勝ラウンド。「全英オープンはダメでしたけど、レベルの高い舞台でルールとか、礼儀とか、技術とか、本当にとても勉強になりました。来年も出たい」。

やはりアマチュアで、杉並学院高校2年の伊藤誠道(いとうまさみち)くんもまた、大会が開いた予選会を勝ち上がり、全英への道を目指した。まだ見ぬ生のリンクスコースは、小学生のころから夜更かしのテレビ観戦で分析済みだった。

飛距離やパワーだけでは通用しない。「きっと僕好みのコースだと思うので」。
開幕前から“聖地”への思いを募らせていただけに、最終日は前半の15番から「怒濤」の4連続バーディで粘ったが、資格が得られる上位4人には及ばず。

“敗因”は前日3日目。無風のコンディションで、1オーバーと伸び悩んで師匠と仰ぐ谷口徹に叱責された。
「それだからアマチュアなんだ」。厳しい言葉も否定しない。
「確かに、僕はまだまだアマチュア。チャンスの日にこそ60台を出せるように頑張りたい」。

まずは、2週後に控えた日本アマにこの思いをぶつける。
今回は、夢の全英オープン出場権、とはいかなかったが、昨年のマスターズでベストアマの松山英秀樹さんら、決勝ラウンドに進んだ5人のトップアマの中でも最上位は、通算7アンダーの26位タイで、ベストアマチュア賞を獲得。
「今日の結果を自信に、日本アマで優勝しちゃおうかな」。17歳が歌うように言った。

※明日はあなたが“聖地”かも?!「〜全英への道〜ミズノドリームカップ」の詳細は、こちらから!!
  • ミズノオープンの表彰式は、イギリスの伝統楽器・バグパイプのおごそこかな音色でスタートする。ベストアマチュア賞受賞で参列した伊藤くんも、独特の雰囲気に浸った

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