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とおとうみ浜松オープン 2011

デービッド・スメイルが首位タイに

故郷のニュージーランドでは、この倍以上の風が吹く。スメイルにとっては、浜名湖に吹き荒れる連日の強風も、いわばそよ風。「多少の影響はありましたけど、まあ今日のもそんな強いほうではない」と涼しい顔で、「あまり寄せきれなかったパットも、長いのが決まった」と、3番や8番で12メートル以上のバーディトライを決めた。
先週からパッティングのアドレス時に、ハンドファーストに構えるように変えたのが、見事にハマった。

「ピンチは全然なかった」と、完璧な内容は8つのバーディで午後組の選手が、まだそれほど風が強くなかった午前組のトップタイグループに、あっさりと名を連ねた。

今年新規のこの「とおとうみ浜松オープン」が地域密着型で、市民手作りの大会ということは、外国人選手にも雰囲気で伝わってくる。

開催週は月曜日からギャラリーに開放されて、「すごくたくさんの人が練習日から見に来てくださって。ロープの外から手を振ってくれて。僕なんかにもすごくフレンドリーに接してくれて、気分がいいよ」。

アットホームな空気に普段以上にリラックスしてプレーしていることも、好スタートの要因のようだ。

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